西バルカン基金との協力事業「#LeadBalkans – 地域ディアスポラリーダー」の開催

令和8年2月26日

 2月25日(水)から2月27日(金)にかけて、ティラナにて西バルカン基金(WBF)主催シンポジウム「#LeadBalkans – 地域ディアスポラリーダー」が、日本政府及び国際ヴィシェグラード基金等の支援を受けて開催され、西バルカン地域から100名を超える地域リーダー、政府関係者、学者、メディア関係者が出席しました。日本政府の支援によるWBFシンポジウムは今回で7回目となります。
 本シンポジウムは、ディアスポラ(在外自国民)を単なる送金源としてではなく、開発や統合、共有する地域課題への対応における戦略的パートナーとして位置づけ、より強固な地域ネットワーク構築が必要との問題意識に基づき、西バルカン地域としての、または、域内諸国の独自の取り組みについて、現実的な方策を探る議論が交わされます。
 
 
 冒頭、シュティ・アルバニア欧州・外務副大臣は、「我々はディアスポラが西バルカンを包摂した欧州において将来的に戦略の中心に据えられる時代に突入した」と述べました。
 

 また、2026年WBF理事会議長国のモンテネグロを代表して、イブラヒモヴィッチ・モンテネグロ副首相兼外務大臣が録画メッセージを寄せ、「ディアスポラは文化の最良のアンバサダーであり、地域発展や地域と世界との関係強化のために欠かせないパートナーである」と述べました。
 

 
 当館を代表して、大森臨時代理大使により、日本が西バルカン協力イニシアティブを通じて地域に深く関与していること、そして地域協力やディアスポラ・コミュニティとの強固な制度的連携を促進する取り組みに引き続き支援を行う旨の、加藤大使の挨拶文が読み上げられました。
 
 ムラWBF事務局長は、本シンポジウムは単なる意見交換の場にとどまらず、特に人的資本の流出問題やディアスポラ・コミュニティとの協力強化の必要性を踏まえた長期的な地域解決策を見出すための具体的な一歩であると強調しました。
  また、ヘルビホヴァIVF事務局長も、ティラナに集まった地域リーダーたちを歓迎し、地域対話、協力、国境を越えた連携強化にかかるIVFとしての支援を改めて表明しました。