笹川陽平日本財団会長への西バルカン大学名誉博士号授与
令和7年6月17日

6月12日(木)、当地訪問中の笹川陽平・日本財団会長は、西バルカン大学から、「先見の明のあるリーダーシップと、グローバルな福祉、社会的包摂、人間の尊厳への卓越した貢献を称えて」名誉博士号を授与されました。


西バルカン大学構内で行われた授与式では、ジャーナ(Prof. Dr. Ferdinand Gjana)同大学学長、ムチャ(H.E. Mr. Ermal Muca)駐日アルバニア大使に続き、加藤大使からも祝辞を述べました。

その中で加藤大使は、笹川会長の国際社会に対する功績の一つとして、日本財団及び東京財団政策研究所が世界中で展開する「日本理解促進のための図書寄贈事業」(READ JAPAN PROJECT)を挙げ、アルバニアに対しても、これまでに17の大学及び公立図書館に対し、計1900冊以上の英語で書かれた日本関連図書が寄贈されたこと、また実際に図書寄贈式にて寄贈先機関から表明された謝意も紹介しました。さらに、今回の笹川会長への名誉博士号授与を契機に、日本とアルバニア間の各種交流が一層進展するよう、日本大使館としても引き続き尽力していきたいと述べました。

名誉博士号を授与された笹川会長からは、ご自身の活動の原点を振り返りながら、授与式に参加した学生に向けて、「ネバーギブアップ」の精神を持ち続けて欲しい、今後も思想、政治、人種、国境を越えた人道活動を継続していきたいと述べられました。
