日本財団及び東京財団政策研究所「日本理解促進のための図書寄贈事業(READ JAPAN PROJECT)」 ~ドゥラス・アレクサンダー・モイシウ大学図書館への寄贈
令和7年4月22日

4月22日(火)、加藤大使は、令和6年度日本財団及び東京財団政策研究所による「日本理解促進のための図書寄贈事業」(READ JAPAN PROJECT)を通じたドゥラス・アレクサンダー・モイシウ大学図書館への図書寄贈式を行いました。本事業は、日本に関する英文図書を海外の教育・研究機関に寄贈するREAD JAPAN PROJECTとして2008年から実施されており、アルバニアには2011年から大学図書館や公立図書館などに寄贈が行われています。今回の寄贈は、アルバニアでは15番目で、日本の政治、経済、社会、文化など幅広い分野にわたる180冊の英文図書が寄贈されました。

タルタライ(Prof. Dr. Azeta Tartaraj)副学長も出席した寄贈式において、加藤大使からは、大学図書館に寄贈された図書を通じて、ドゥラス・アレクサンダー・モイシウ大学の学生及び教職員の皆さんの日本に関する理解や両国間の相互理解が深まること、また当館と同大学及びドゥラス市との関係が一層強化されることを期待すると述べました。タルタライ副学長及びアリアイ(Ms. Venera Alliaj)図書館長からは、図書寄贈に対する謝意とともに、当館及び日本との関係の強化への期待が述べられました。

寄贈式終了後、加藤大使はフォルトゥジ(Prof. Dr. Shkelqim Fortuzi)学長を表敬し、今回の図書寄贈をきっかけに、当館と同大学との交流・協力を更に発展させていくための意見交換を行いました。フォルトゥジ学長からは、今回の寄贈について重ねて謝意が述べられました。

寄贈式に先立ち、加藤大使はレカ(Prof. As. Dr. Klodiana Leka)教育学部長も表敬し、2024年4月に同 教育学部が主催し、当館からも冒頭出席した日本文学シンポジウム等を踏まえて、今後の交流の強化について意見交換を行いました。