西バルカン基金との協力事業 「Synergy - 西バルカン地域における地方自治体の地域間協力 がもたらす均衡ある発展」の開催
令和7年3月7日




3月5日(水)から7日(金)にかけて、西バルカン基金(WBF)主催シンポジウム「西バルカン地域における地方自治体の地域間協力がもたらす均衡ある発展」が、日本政府及び国際ヴィシェグラード基金(IVF)等の支援を得てティラナで開催されました。日本政府がWBF主催シンポジウムを支援するのは、今回で6回目となります。
開会式には、マズニク地方自治担当国務大臣、ムラWBF事務局長、ヘルビチョヴァIVF事務局長が出席し、加藤大使は開会の挨拶にて、今回のシンポジウムがEU加盟を目指し、急速に発展する西バルカン地域各国が抱える都市部と地方との経済格差の拡大や人口流出などの課題に対処するための有意義な意見交換とネットワーク構築の場になることを期待する旨述べました。


開会式直後の最初のセッションでは、西バルカン地域6か国の公共行政担当大臣が出席し、西バルカン地域における課題と連携の可能性についての議論が行われました。
3月6日(木)のパネルディスカッションでは、西バルカン地域及びV4諸国の市長、NGO、地域間協力組織等をパネリストに迎え、「地域間協力と地方における持続可能な発展」、「地方ガバナンスと経済発展」、「市民社会との協力による地域間協力の促進」、「持続可能な成長のための革新的資金調達戦略」といったテーマ毎の議論が行われました。我が国からもJICA専門家による観光分野における持続可能な地域間協力に関するオンライン・プレゼンテーションが行われました。
3月6日(木)のパネルディスカッションでは、西バルカン地域及びV4諸国の市長、NGO、地域間協力組織等をパネリストに迎え、「地域間協力と地方における持続可能な発展」、「地方ガバナンスと経済発展」、「市民社会との協力による地域間協力の促進」、「持続可能な成長のための革新的資金調達戦略」といったテーマ毎の議論が行われました。我が国からもJICA専門家による観光分野における持続可能な地域間協力に関するオンライン・プレゼンテーションが行われました。



会議には、当地を訪問中のリパフスキー・チェコ外務大臣がハサニ欧州・外務大臣とともに出席し、両大臣は欧州統合において地方自治体が果たす役割の重要性を指摘しつつ、今回の会議が地域間協力を促進する上で重要な役割を果たす旨述べました。