ティラナ工科大学における「日本語学習セミナー」の開催

令和6年10月11日

 10月11日(金)、加藤大使は、ティラナ工科大学日本語ラボでの「日本語学習セミナー」(10月11~13日)開催にあたって挨拶を行い、今回のセミナーで日本語学習を通じた日本の文化や社会への理解が深まることを期待するとともに、引き続き当館としてアルバニアにおける日本語学習環境の発展に協力していきたい旨述べました。また、同大学のブラピ外国語担当部長からは、日本のことわざである「一期一会」も引用しつつ、貴重な機会となる日本語学習セミナー開催への感謝の意が述べられました。

※ティラナ工科大学はアルバニアにおいて唯一日本語講座を開設しており、2019年には日本から日本語LL(Language Laboratory)機材が供与されています。

 

 
 当地での日本語学習セミナーは、国際交流基金の助成で2016年から開催されており、本年は同基金の令和6年度「海外日本語教育機関支援」事業として、福山国際外語学院の校長でアルバニア専門家でもある井浦伊知郎氏を講師に迎え、すべてアルバニア語で授業が行われました。
 
  
 
 セミナーには、ティラナ工科大学の外国語講師、日本語に関心のある学生が参加しました。日本文化を通しての日本語学習方法の授業では、参加者が日本のことわざのかるたや落語に挑戦するなど、日本語に触れながら日本語の学習方法を学んでいました。