着任のご挨拶
令和5年12月14日
上川陽子外務大臣とともに
皆様、こんにちは。
私は、この12月7日に、アルバニア駐箚日本国特命全権大使としてティラナの日本国大使館に着任いたしました加藤喜久子と申します。
私は、外務省入省後、東京の外務本省におきましては、国連、国際法関係をはじめとした様々な部署で勤務し、在外におきましては、在ウィーン国際機関日本政府代表部、在ドイツ日本国大使館、国際連合日本政府代表部、在ハンガリー日本国大使館等での勤務を経て、2018年7月から2023年9月までは在ハンブルク日本国総領事を務めました。
日本とアルバニアの間には、100年を超える友好関係が存在します。特に2017年にティラナに日本国大使館が設置されて以降、両国間の要人往来は一層緊密化し、本2023年は、ラマ首相も訪日され、二国間関係は一層進展しています。また、本年は、ともに国連安保理非常任理事国であるなど国連をはじめとした国際場裏での協力もより緊密化しました。
日本は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化を推進しています。こうした理念は、EU加盟を目指すアルバニアにも共有されており、西バルカン地域の安定において重要な役割を果たすアルバニアと日本との連携が一層促進されることが期待されます。
私は、アルバニア駐箚の三代目の日本国大使として、今の日本を的確に発信し、アルバニアにおける対日理解を深めるとともに、日アルバニア関係が一層発展するよう、これまでの知見を生かしながら、全力を尽くしたいと思います。
また、できるだけ多くのアルバニアの都市を訪問して、皆様と触れあいたいと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
加藤喜久子
加藤大使略歴