『日本文化週間』の実施
令和4年10月17日
アルバニア共和国首相のイニシアティブにより同国文化省が主催している各国の『国際文化週間』の枠組みにおいて、10月10日から16日の期間を『日本文化週間』として、文化省、各協力機関、日本国大使館との共催で一週間にわたり日本文化イベントが行われました。2022年は日本とアルバニアの友好関係100周年、外交関係樹立41周年、大使館開館5周年という記念すべき節目ということもあり、当地で初めての大型文化行事となりました。
生花、茶道、日本料理(鰻)、柔道・空手大使杯、コンサート等多岐にわたる日本文化紹介が行われ、総勢約1500名の参加者の皆様にお越しいただきました。○生花デモンストレーション・ワークショップ
10月10日、11日、ティラナ市内Vila 31にて、生花小原流ローマ支部長の丸山由里氏によるデモンストレーション及びワークショップが行われました。
○茶道デモンストレーション
10月11日、12日、ティラナ市内Vila31にて、表千家の嶋田曜子氏によるお手前のデモンストレーション及び茶道の解説が行われました。
○鰻調理デモンストレーション・和食レクチャー
10月11日、13日、シュコドラ市、エルバサン市にて、日本の鰻料理店『田舎庵』の緒方仁氏、塩川長博氏による鰻調理デモンストレーション、和食講師の須飼真理氏による和食に関する講義が行われました。
○柔道・空手大使杯
10月15日、ティラナ市オリンピック公園体育館にて、柔道・空手道日本大使杯が行われ、アルバニアの空手家、柔道家が競技を行いました。また、日本人空手家の笹川毅氏、柔道家でJICA海外協力隊の西牧由人氏によるデモンストレーションが行われました。また、当館館員による書道・折り紙紹介も行われました。
○日本人音楽家によるクラシックコンサート・ワークショップ
10月13日、ティラナ芸術大学にて、指揮者・作曲家の杉山洋一氏、ピアニストの黒田亜樹氏、チェリストの水谷川優子氏による音楽ワークショップが行われました。
『日本文化週間』を通してアルバニアの皆様に日本文化に親しんでいただき、両国間の親交を深める機会となりました。多大なるご協力を賜りました日本人文化人の皆様、当地関係者の皆様、またお越しいただいた皆様に感謝申し上げます。