日本政府支援の西バルカン基金事業の地域会合の開催
令和4年3月3日
3月1-3日、西バルカン基金主催の地域間会議「地域内での寛容と相互尊重の文化の促進」が、日本政府の支援及び国際ヴィシェグラード基金(IVF)の支援でアルバニアのティラナで開催されました。
この会議では、ヘイトスピーチの西バルカンとV4諸国の社会に与える影響、特に特に若者、女性、子供、マイノリティなどの最も脆弱なグループのメンバーに対する影響について活発な議論が行われました。また、暴力を扇動し、社会的結束と寛容性を弱め、コミュニティー間の憎悪を助長する手段としてヘイトスピーチが使用されること、さらにどのようにヘイトスピーチに対応していくかについても議論されました。
この会議には、西バルカン各国やV4各国等からメディア専門家、ジャーナリスト、学識者、市民社会の代表、学生等多数が対面・オンラインで参加しました。さらに、西バルカンの政治家や元大臣もパネリストとして参加しました。
V4諸国と日本政府はこれまで「V4+日本」という枠組みで協力関係がありますが、V4諸国が設立したヴィシェグラード基金(IVF)と日本政府が共同して西バルカン基金を財政的に支援し、西バルカン内で共同プロジェクトを実施するのは今回が初めてです。IVFは、ヘイトスピーチと名誉毀損に対しての取組に関し、V4各国の知見・経験も共有するべく支援を行いました。今回の会議は、西バルカンにおける日本とV4の協力案件の好例といえます。
今回の西バルカン基金への支援は、2018年1月に安倍総理(当時)が立ち上げた「西バルカン協力イニシアティブ」の枠組みの中で行われており、日本政府が西バルカン基金に対し行う3つめの協力案件です。これまで、日本政府は 2020年2月の西バルカン市民社会サミットの開催を支援し、2021年3月には、西バルカン地域の市民社会に対するCOVID-19の影響を評価するプロジェクトを支援しました。
この会議では、ヘイトスピーチの西バルカンとV4諸国の社会に与える影響、特に特に若者、女性、子供、マイノリティなどの最も脆弱なグループのメンバーに対する影響について活発な議論が行われました。また、暴力を扇動し、社会的結束と寛容性を弱め、コミュニティー間の憎悪を助長する手段としてヘイトスピーチが使用されること、さらにどのようにヘイトスピーチに対応していくかについても議論されました。
この会議には、西バルカン各国やV4各国等からメディア専門家、ジャーナリスト、学識者、市民社会の代表、学生等多数が対面・オンラインで参加しました。さらに、西バルカンの政治家や元大臣もパネリストとして参加しました。
V4諸国と日本政府はこれまで「V4+日本」という枠組みで協力関係がありますが、V4諸国が設立したヴィシェグラード基金(IVF)と日本政府が共同して西バルカン基金を財政的に支援し、西バルカン内で共同プロジェクトを実施するのは今回が初めてです。IVFは、ヘイトスピーチと名誉毀損に対しての取組に関し、V4各国の知見・経験も共有するべく支援を行いました。今回の会議は、西バルカンにおける日本とV4の協力案件の好例といえます。
今回の西バルカン基金への支援は、2018年1月に安倍総理(当時)が立ち上げた「西バルカン協力イニシアティブ」の枠組みの中で行われており、日本政府が西バルカン基金に対し行う3つめの協力案件です。これまで、日本政府は 2020年2月の西バルカン市民社会サミットの開催を支援し、2021年3月には、西バルカン地域の市民社会に対するCOVID-19の影響を評価するプロジェクトを支援しました。